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雪中たこあげ大会★まはろ南浦和

こんにちは!

放課後等デイサービスまはろ南浦和です(´▽`)

1月6日(木)の様子をお伝えします。

今日は、みんなが楽しみにしていた…

たこあげ大会

です!

そんな今日のさいたま市は、最高気温が2℃雪の予報も出ていました。

12時頃から、とうとう粉雪が降り始めました。

今日を楽しみに集まったたくさんの子どもたちを前に、スタッフはあきらめムード…。

スタッフの協議の末、雪でも、たこあげに行きたい子どもたちだけ行くことにし、基本的には、療育室内で、小さなたこをあげることに決めました。

 

では、ここからは。

まはろ南浦和の歴史に残る一日ドキュメンタリーをお伝えいたします。

 

おでかけ準備を済ませ、課題の説明を聞くために席に着いた子どもたち。

「今日の課題は?」

「たこあげ大会!」

ここで、たこあげ大会用に用意した、大きなカイトが登場しました。

 

スタッフが、療育室の入り口の窓を全開にしました。

「みんな、見て!雪が降っています!」

「!!!」

「雪の中でたこあげは、とっても寒いです。

寒くても行きたいおともだちだけ行きます。

他のおともだちは、お部屋の中でたこあげをします」

 

「雪でも、行きたいひと!」

「はーーーい!」

半数程度のおともだちが手を挙げました。

 

そして、手を挙げなかったおともだちひとりひとりに、意思確認をしていこうと思ったところ。

自発的に意思表示をすることが苦手なおともだちが。

スタッフが話しかけるより前に

なんと!

中学2年Rくん「行く!」

小学4年Yくん「行きます!」

小学3年Rくん「行きたい!」

中学2年のCさん、小学2年のNさんも、自発的に手を挙げました。

小学3年のRくんと、小学3年のKくんに至っては。

「なんで?行かないの?行くんだよね?」といった表情。

 

そうです。

ほぼ全員が。

「一木さん、何言ってんの?

行くにきまってるじゃん!」

と言わんばかりの表情なのです。

 

ここで、スタッフは覚悟を決めました。

全員で行こう!

雪は降っているけれど。

こどもたちの顔を見て、決断しました。

 

急に、ざわざわと動き出し、ダウンを着こむスタッフ。

事務所では、慌てて必死で残りのカイトを組み立てる、管理者真喜志さん。

子どもたちとスタッフ全員、完全防寒体制へと準備!

 

車3台に乗り込み、近くの上谷沼調節池へ向かいました。

車から降りると、びっくりするくらいきれいな雪景色が!

思わず、子どもたちも。

「すごい!!」

スキー場に向かっているんではありません。

3、4人ずつ5つのグループに分かれ、それぞれのグループで、5つのカイトで楽しみます。

こちらは、戦闘機タイプ。

「おれ、戦闘機がいい!」

突っ走る、小学2年Sくん。

雪原を駆け抜けていきます。

昭和世代には懐かしいあるお線香のCMを彷彿とさせる、7連凧!

アンパンマンのカイトも!

ひときわ大きなブルーのカイト。

高校2年Tくんと、中学3年Sくんが、高くあげました。

すごい!たかくあがっています!

中学2年Rくん、お線香CMのカイトがお気に入り。

どこまでも駆け回っていきます。

左から、戦闘機、青いカイト、お線香CMカイト。

実は、この後、カイト同士が近寄っていき。

最後はからまってしまいました…。

 

雪がとっても大好きなNさん。

「寒くない?」

「😊😊😊」

雪をつかもうとしたり、とたのしそうなNさんでした。

女の子に大人気、アナ雪のカイト。

中学2年のCさんが、がんばってあげています。

小学4年Rくんが、高くあげています。

たこあげから、早々に脱落?かと思いきや。

雪あそびをたのしむ、小学4年Yくん。

雪の上に寝転び、

「Y、ゆきまみれ」と。

このあたりから、雪あそび軍団が増えてきました。

そうです、カイトがからまってしまっているから。

雪をかき集め、雪合戦が始まりました!

手袋を脱いで、素手で雪玉をつくる、小学3年Yくん。

「冷たくないの?」

「冷たくないよ!」

「やだー!」

と笑顔で、雪玉から逃げ回る、高校2年Mさん。

そこかしこで、雪玉が投げられています。

そんな中、高くあがったカイトが!

本気でたこあげをたのしむ、スタッフ真喜志さん。

子どもたちに、見本を見せるという名目w

雪合戦は、佳境に。

寒いはずなのに、この笑顔!

「まはろに帰りますー!」

と、スタッフの声だけが、雪原にむなしく響き渡ります。

ようやく、少しずつ集まってきました。

が、まだまだ、帰る気のない子どもたち。

「集まりますー!」

雪玉を片手に、ようやく集まってきました。

鼻の頭を真っ赤にして、変顔をする、小学3年Rくん。

ようやく、帰る気になった子どもたち。

からまったカイトをほぐし、帰る準備をします。

車に乗り込み、まはろへ向かいます。

 

到着後、すぐに着替えて、濡れた頭はタオルでしっかり拭きました。

そして、あたたかいお茶で、冷えた身体をあたためました。

療育室は、あらかじめ、最大にエアコンを効かせていたので、ぬくぬくでした。

 

子どもたちに課題の説明をする前に、スタッフが考えていたことからかけ離れた、まさに予想外の展開となった、今日のたこあげ大会。

急な展開に驚きながらも、たこあげ大会決行に、覚悟を決めたスタッフ。

急な展開とは、微塵も考えていなかった子どもたち。

そんな、子どもたちとスタッフの思惑が絡み合い、まはろ南浦和でも歴史に残るイベントとなった…

雪の中のたこあげ大会

おそらく、子どもたち、スタッフ含め全員が、人生初の経験となったかと思います。

低気温と雪予報が出ていながらも、あたたかいズボンを購入していただいたり、タイツをはいていたり、帽子や手袋、ネックウォーマーなど、ばっちり事前準備や防寒対策をしてくださっていた、保護者の皆様には感謝しております。

 

前日まで、いや、直前まで、スタッフ誰もが、予想し得なかった、雪の中のたこあげ大会。

貴重な一日となりました。

誰ひとりとして、「寒いから帰りたい!」ということもなく、寒さで体調を崩すようなこともありませんでした。

全員が、満足げな表情で、まはろに帰っていきました。

 

こんな機会は、そうそう訪れることはないでしょう。

スタッフも、子どもたちと一緒に、雪でたわむれたことは、とっても思い出深いものとなりました。

冬休みの終わりに、まはろで楽しい一日を過ごすことができました。

次に、雪が降った日には、

「たこあげ行かないの?」

なんて声が聞かれるかも?(´▽`*)